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研究室紹介CONCEPT

研究内容

分析化学研究室では、私たちの身の回りに存在する様々なモノの計測・評価法について研究しています。これまでに、エマルションや微粒子などの直接評価法の開発、ご飯や食品の匂い成分の迅速分析、浮遊粒子状物質や土壌中ガソリンなどの簡易分析法の開発などを行ってきました。

・研究紹介動画 夢ナビ・ミニ講義(2023年4月)  JST 新技術説明会(2024年9月)


(1)原料・製品評価グループ

emulsion

化粧品やインク、塗料などの開発・改良につながるエマルションの直接分析法の開発に取り組んでいます。これまでに、クリーミング挙動や転相挙動の評価、内部の局所的な成分分析などを実現しています。

JST 新技術説明会(2019年9月)

日刊工業新聞(2018年12月)


(2)食品評価グループ

aroma

日本人の主食であるご飯の匂いの評価法について研究開発を行っています。簡便な成分抽出法や数学的手法を取り入れた解析法について、県農業試験場と連携して検証を進めています。また、各種食品の匂いのリアルタイム分析法についても研究しています。

Chem-Station(2020年10月)

福井大学・福井県 共同プレスリリース(2023年10月)


(3)環境計測/医工連携グループ

ABC

大気・水・土壌など、環境中に存在する様々な汚染物質の簡易・迅速分析法の開発を行っています。また、生まれてくる赤ちゃんの健康に役立つ研究を医学部の先生と共同で実施しています。手法・装置のさらなる高感度化を目指し、これまでにない分析手法の開発に取り組んでいます。


研究プロジェクト

  • エマルションの直接分析法に関する研究
  • 共同研究 「炊飯米の香気成分の分析に関する研究」(福井県農業試験場)
  • 共同研究 「炊飯米香気成分の分析および評価」(福井県農業試験場・東洋ライス)
  • 共同研究 「食品の匂い成分の分析に関する研究」
  • 科研費・基盤研究(B)(分担) 「早産児の消化管成熟に向けた治療戦略」(代表:新潟大学・西島浩二教授)
  • その他(依頼分析、学内プロジェクトなど)

現有装置

  • 飛行時間型質量分析計(TOFMS)
  • Nd:YAGレーザー
  • パルスジェネレーター
  • デジタルオシロスコープ
  • ガスクロマトグラフ(GC)
  • イオンクロマトグラフ(IC)
  • 管状電気炉
  • 分光蛍光光度計
  • 蛍光顕微鏡
  • 光学顕微鏡
  • ホモジナイザー
  • ホットスターラー
  • クールプレート
  • 遠心分離機
  • 粒径アナライザー
  • 電気伝導率計
  • 玄米保管庫
  • 粘度計
  • 電気伝導率計
  • 濁度計