共通教育について
大学教育入門セミナー
この授業は,受講生が大学生活をスタートするにあたって大学で学ぶことの意義を認識し,有意義な学生生活を送れるよう支援するためのものです。共通講義では,大学生としての一般的な心構えを修得してもらいます。続いて,本学の創造力と実践力を育む教育システムについて紹介した後,受講生の専門分野である材料開発工学に関連した調査課題に取り組むことにより,専門分野を学ぶことの意義を認識し,同時に調査分析,レポート作成,およびプレゼンテーションの能力を修得してもらいます。詳細は,シラバスを参照して下さい。
基礎教育科目
- 外国語科目、保健体育科目、情報処理基礎科目から構成されており、外国語科目は、英語8単位とその他の外国語(中国語、ドイツ語、フランス語) 4単位を修得しなければなりません。ただし、留学学生に対しては別の配慮がなされています(「共通教育履修の手引き」参照)。
- 保健体育科目は、保健体育と体育の2つの科目からなっており、2単位修得しなければなりません。また、教員免許を取得しようとする学生は、体育科目を履修しなければなりません。
- 情報処理基礎科目は、コンピュータリテラシ(コンピュータとネットワークを使うための基本的な操作法の修得)を目指した実習を中心とする科目であり、2単位修得しなければなりません。
- 以上、基礎教育科目として、合計16単位履修する必要があります。
教養教育・副専攻科目
以下の分野,系から構成され,それぞれの分野,系にある科目を、均等履修、集中履修および自由選択履修に分類して受講します。共通教養・副専攻科目(A群):教養に重きを置いた科目
- 第1分野「社会」:「地域と歴史」系,「現代社会の見方」系,「生活と生活空間の科学」系
- 第2分野「人間」:「思想と人間」系,「人間の科学」系,「スポーツと健康の科学」系,「英語コミュニケーション」系
- 第3分野「文化」:「日・中言語文化」系,「欧米の言語と文化」系,「美術」系,「音楽」系,「日本語・日本語文化」系(留学生対象)
- 第4分野「技術」:「システムと情報」系,「生活と技術」系,「物質と技術」系
- 第5分野「自然」:「自然のことば」系,「物質とエネルギー」系,「地球と生命」系
- 学校教育分野:「学校教育」系
- 地域科学分野:「地域科学」系
- 物質工学分野:「応用化学」系,「材料工学」系,「生物応用化学」系,「物理工学」系
- システム工学分野:「機械工学」系,「電気・電子工学」系,「情報・メディア工学」系,「建築建設工学」系,「知能システム工学」系
- 原子力・エネルギー安全工学分野:「原子力・エネルギー安全工学」系
均等履修(5科目10単位必修)
- A群の科目の第1分野〜第5分野の各分野から1科目ずつ,全部で5科目(10単位以上)を履修しなければなりません。
- 上記5科目のうち,1科目はB群の科目で代替できます。
- 1年次,2年次の前・後期で履修できるように計画してください。
集中履修(3科目6単位必修)
- 1年次の後期(所定の時期)に,「共通教育科目 履修の手引き」に掲載の教養教育・副専攻科目一覧から,どの「分野」を集中履修するかについて,希望調査を行います。
- 2年次前期から3年次後期までに,同一の「分野」に含まれる科目を3科目(6単位以上)選択して履修しなければなりません。
自由選択履修(均等履修+集中履+自由選択履修で20単位になるまで)
均等履修と集中履修を合わせて20単位に満たない場合には,自由選択を合わせて20単位以上になるまで,A群とB群のいずれかの科目を,自由に選択して履修しなければなりません。備 考
- A群科目の第4分野「物質と技術」系および第5分野「物質とエネルギー」系の科目を履修しても,副専攻の認定にはなりませんが,均等履修,集中履修,自由選択履修の対象科目には原則としてなります。しかし,本学科の学生は,第4分野「物質と技術」系および第5分野「物質とエネルギー」系の科目をなるべく履修しないでください。なお,本学科学生は「地球環境化学」の履修はできません。
- B群科目の物質工学分野「応用化学」系,「材料工学」系,および「生物応用化学」系の科目は,教養教育・副専攻科目として履修できません。
- 「応用化学」系,「材料工学」系,および「生物応用化学」系以外の系の専門教育・副専攻科目を履修するとき、当学科のカリキュラム表に類似な科目の受講は避け、系のアドバイザーや補導教官と十分相談してから決定して下さい。
- B群科目の受講の場合、受講に先立ち前もって担当教官と相談することにより、他学科開講科目として材料開発工学科の卒業単位に算入できる場合もあります。
他学科開講科目
他学科開講科目は、10単位まで専門選択科目として、卒業単位に算入できます。教養教育・副専攻科目のB群に指定されている科目も、原則として他学科受講科目としてもちろん受講できます。副専攻の認定
- 学生が、集中履修6単位と自由選択4単位、合計10単位以上を同一系から履修し、当該学生が申請すれば、その系を副専攻したことが認定されます。
- 2つ以上の副専攻は認められません。ただし、均等履修でたまたま同じ系の科目の履修があった場合は、12単位以上修得しなければなりません。
- 副専攻が認定されると、将来の就職の際、有利になることが予想されますので、この事を十分考慮して受講計画を立案してください。
Copyright (c) 2010 Department of Materials Science and Engineering, University of Fukui, All rights reserved.